新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となりましたインドネシア研究懇話会(カパル)第2回研究大会(2020年3月28日・29日)を、以下の要領で再設定し開催します。3月大会で発表予定であった方には都合がつく限り改めて発表して頂きますが、会場に余裕があることから、若干数の自由研究発表、パネル発表、および院生/若手のための新企画「弾丸プレゼン/Lightning Talk 「わたしの研究」」の発表を追加で募集します。今回の追加募集要領の内容は、日付等を除けば、2019年11月7日付でウェブサイト上に掲載した要領(カテゴリー>研究大会 過去の大会>第2回研究大会、開催および研究追加募集要領)とほぼ同じです。
1.開催日時・場所
開催日: | 2020年11月28日(土)~11月29日(日) |
受付開始: | 11月28日12:20(予定) |
開催場所・形式: | 東洋大学白山キャンパス(オンサイト開催の場合) ただし、新型コロナウイルスの感染再拡大の状況によっては、オンラインでの開催とする可能性があります。開催形式は10月10日頃までに決定し、お知らせします。 |
2.使用言語について
日本語、英語
3.運営委員会報告と懇親会について
研究大会中に運営委員会報告を行い、懇話会のこれまでの発展状況と今後の予定について報告いたします。新型コロナウイルスの収束状況いかんによってはオンサイトではなくオンライン研究大会となる可能性があり、大会参加費と懇親会の有無ならびに懇親会費については、遅くともプログラム掲載時(10月後半を予定)にアナウンスします。
4.[再編]第2回研究大会の形式と企画の変更について
2020年3月28日・29日に設定されていたプログラムのうち、1つのパネルの中止と少数の発表の取りやめがありました。そこで今回、新たに自由研究発表、パネル発表、および「弾丸プレゼン/Lightning Talk 「わたしの研究」」発表を追加公募します。「弾丸プレゼン/Lightning Talk」の詳細については、2019年11月7日公開「第2回研究大会、開催および研究発表追加募集要領」“6.”に詳しく説明されていますので参照してください。
3月大会の2日目(3月29日)に予定されていましたシンポジウム「〈インドネシア研究最前線〉を望む」は、新型コロナウイルスのインドネシアの政治・経済・社会に及ぼす影響が見通せないことから、発表者の方たちとも相談の上、中止することに決定しました。その代わりに11月大会のために、新たに「新型コロナウイルスとインドネシア」というシンポジウムを企画中です。新シンポジウムの内容については、詳細が決まり次第お知らせします。
5.[再編]第2回研究大会での研究発表(自由研究発表およびパネル発表)の追加募集について
1) 研究発表の形式
個人による自由研究発表、複数の報告者によるパネル発表、および「弾丸プレゼン/Lightning Talk」の発表とします。パネルは2~3名程度で構成されるものとし、パネル(特に2名のパネリストからなるミニパネル)では、比較を旨とした統一テーマを立て、インドネシア内の複数地域、あるいはインドネシアと他の国・地域との比較に関わる発表を歓迎します。
自由研究発表の持ち時間は40分とし、その時間配分は原則として発表時間が30分、フロアとの質疑応答の時間を10分とします。パネルの場合は、趣旨説明、発表、質疑応答合わせて80分(2名の場合)もしくは120分(3名の場合)となります。フロアとのディスカッションの時間が十分確保されるように、時間配分にご留意ください。「弾丸プレゼン/Lightning Talk」では、最大7人の院生/若手が交代しながら1人5分ずつで発表します。3月大会で発表予定だった6人のうち、3人の方がフィールドワークなどの理由で辞退されましたので、発表枠に余裕があります。
2) 応募要領
(1)応募資格: インドネシア研究懇話会の趣意に賛同し、研究大会で発表を希望される方。「弾丸プレゼン/Lightning Talk」のみ、大学院生ないし40歳を上限の目安とする若手研究者とします。年齢にかかわらず博士号取得後間もない(5年程度)方も応募可能ですが、応募者が多数に上る場合は、比較的若い研究者によるプレゼン応募を優先的に採用する可能性があります。
(2)応募方法:「弾丸プレゼン/Lightning Talk」発表を希望の方は2020年8月15日(土)8月20日(木)必着で、自由研究発表およびパネル発表を希望の方は2020年9月20日(日)必着で、以下の情報を「conf(アットマーク)kapal-indonesia-jepang.net」までお送りください。自由研究発表希望の場合は件名を「自由研究」に、パネル発表希望の場合は件名を「パネル」としてお送りください。
①応募者の氏名および所属・身分・連絡先(メールアドレスと電話番号)
②発表題目(日本語による発表の場合は和文・英文タイトル両方を、英語による発表の場合は英文タイトル)。
③発表要旨(400字程度。研究計画ではなく発表の結論が分かるような内容)。なお、下記「3)」の研究大会プログラム発表時に公開する要旨集に掲載すべき原稿(1,000字程度)は、採用決定後に改めて提出していただきます。
④パネルの場合は、必ずパネル責任者を決め、責任者がパネル全体のタイトル、共通テーマの趣旨説明(400~500字程度)、および上記①~③を取りまとめ、一括して「パネル」として応募してください。パネルの責任者が必ずしも研究発表をする必要はありません。
(3)自由研究発表とパネル発表の採否について: 大会プログラム委員で応募内容を検討し、9月30日(水)までに応募者(パネルについてはパネル責任者)に対し結果を通知します。基本的に応募はすべて受け入れたいと考えていますが、会場スペースの関係で受け入れが困難な場合や応募内容が本大会の趣旨に沿わないと考えられる場合は、お断りすることがあります。あらかじめご承知おきください。
(4)「弾丸プレゼン/Lightning Talk」発表の書類審査、採否、パワーポイントの提出について: 8月15日(土)までに送られてきたプレゼン要旨の内容を大会プログラム委員で検討し、8月19日(水)までに応募者に対し結果を通知します。採択される追加応募は最大4件までです。この後、採択された応募者はパワーポイントの作成を開始することになります。なお、応募時に提出いただいたプレゼン要旨は、10月25日(日)頃にプログラムと一緒に公表予定の研究大会発表要旨集に組み入れて、ウェブサイト上に掲載します。パワーポイントを2020年9月12日(土)までに提出頂ける場合、大会プログラム委員で内容を検討し、必要であれば1週間ほどで改善点などを指摘し、よりよいパワーポイントの作成に向け支援をします。是非この機会をご利用ください。上記の支援を活用する/しないにかかわらず、弾丸プレゼンのための全てのパワーポイントは、事前にカパルウェブサイトにアップロードするため、2020年11月14日(土)までにPDFの形でご提出いただきます。
3) 研究大会プログラムの発表について
研究大会のプログラムと研究発表要旨集の発表は、10月後半にウェブサイトにて行います。
6. 研究大会・懇親会の参加受付方法および参加費について
オンサイトでの研究大会ならびに懇親会を実施する場合の参加希望者の受付方法、受付締切日および参加費については、10月25日(日)までにウェブサイト上でお知らせします。大会をオンラインで開催する場合の参加費や懇親会の有無、その受付に関する情報も、同日までにお知らせします。
なお、インドネシア研究懇話会は学会ではないことから、学会費等の徴収はありません。一方で、このことは、懇話会には独自の財源がないことを意味します。そのなかで研究大会を開催し、ウェブサイトを維持し、場合によっては懇親会の出席予定者の予期せぬ欠席から生じる支払い不足分の補填を考えなければなりません。このことに鑑みまして、懇話会に関心をもっておられる方々、研究大会ならびに懇親会参加者各位には、なにとぞ以下の2点にご理解とご協力をお願いします。
ひとつは、研究大会参加費の徴収についてのご理解を賜りたいということです。
もうひとつは、懇親会への参加を一旦希望された場合は、キャンセル受け入れ指定期日以降の欠席はされないようにお願いします。
研究大会参加費、懇親会費の概要、キャンセル受け入れ指定期日につきましては、研究大会のプログラム等の公表時にご案内いたします。なお、研究大会での研究発表に伴う費用徴収はありません。
7. その他ご協力のお願い
1) ボランティアの募集について
今回の大会では、当日の受付で会計補助をしていただけるボランティアの方を募集いたします。なるべく多くの方に参加していただき、交代でご自分がお聞きになりたい発表やセッションに参加できるように工夫するつもりです。よろしくご協力のほどをお願いします。受け付けは現在から行います。ボランティアの希望者は、件名「ボランティア希望」で「conf(アットマーク)kapal-indonesia-jepang.net」にメールをお願いします。
なお、3月に開催予定であった大会時にも、数名の方からボランティアのお申し出をいただきました。ありがとうございました。それらの方々におかれましても、大変恐れ入りますが、11月の大会でもご協力いただける場合は改めてご連絡いただきますようお願いいたします。
2) カンパのお願い
インドネシア研究懇話会は会費を徴収することはせず、一方で研究大会参加費、特に学生のそれを低額に抑え、なるべく多くの方に大会に参加していただけることを目指しています。また昨年より、無料のブログからレンタルサーバーによるウェブサイトに移行し、情報発信能力の向上を図っています。今後の懇話会の運営と発展には、ある程度の財政的基盤の確保が不可欠です。詳細は11月の研究大会における運営委員会報告で言及しますが、第1回研究大会時に、少なくない大会参加者からカンパをいただきました。今回はより広く、大会会場においてカンパのお願いをいたしたく思います。詳細は大会プログラム発表時に行いますので、よろしくお願いします。