【ライトニングトーク体験記】「インドネシアへの入り口としてのライトニング・トーク」森口武(京都大学大学院人間・環境学研究科・院生)

インドネシアという経験  ライトニング・トークの発表者としてカパルに参加するほんの2ヶ月前まで、インドネシアは私にとって全く見知らぬ地域でした。2023年秋、私は日本での調査をもとに修士論文を執筆しながら、同時に博士後期課程での研究テーマを探していました。修士課程では、京都府のある砂浜海岸における環境保護活動とそれに関わる科学的な言説についての研究を行っており、砂や漂着ゴミがどのように扱われるのか

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【ライトニングトーク体験記】”Sharing My Research in Lightning Talk” Virliany Rizqia Putri(金沢大学大学院人間社会環境研究科・院生)

*本ページ下部に本文の日本語訳があります。 Presentation Contents For the 5th KAPAL Conference, during the “Lightning Talk” session, I gave a brief presentation on some aspects of my doctoral research. Mostly, I used a sel

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【ライトニングトーク体験記】”Journey of Discovery and Adaptation: My Enlightening Experience with the KAPAL Researcher Community” Naldy Nirmanto Tjondronegoro(Graduate School of Dayanu Ikhsanuddin University)

*本ページ下部に本文の日本語訳があります。 My journey to this moment began when I met Professor NAGATSU during his research visit to Buton Island, my hometown. His introduction to the vibrant activities of the KAPAL commu

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【大会見聞記】「裏方よもやま話~カパル運営委員・大会実行担当編~」森下明子(立命館大学・国際関係学部)

 今回の研究大会は立命館大学衣笠キャンパスで開催された。立命館大学に所属する私は、これまではカパル運営委員の情報担当をしていたが、今回初めて大会実行担当の一員となった。大会実行担当の主な仕事は、①会場関連業務(予約、設営、当日運営、撤収等)、②大会運営に関わる他の担当委員(プログラム、会計、総務、ウェブサイト)との連携・連絡、③大会参加者への諸連絡、④学生アルバイト関連(院生・学部生の手配、業務計

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【大会見聞記】「シンポジウム『変わりゆく日本への移住労働―技能実習・特定技能の事例から』」西川慧(石巻専修大学・人間学部)

 KAPAL第5回研究大会にて、シンポジウム「変わりゆく日本への移住労働―技能実習・特定技能の事例から」が開催された。登壇者を代表して、以下ではシンポジウムの概要についてお伝えしたい。  今回のシンポジウムでインドネシアから日本への移住労働に焦点を当てた最大の理由は、その代表格とも言える技能実習制度の見直しが行われているからである。  技能実習制度は、発展途上国からやってきた若者たちを「実習生」と

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【大会見聞記】「集合知としての船〈カパル〉-第5回研究大会をふりかえって」明星つきこ(金沢大学人間社会研究域・客員研究員)

 本大会は、一日目に個人の自由研究発表が19件(5セッション)、パネル発表1件、ライトニング・トークが7件あり、二日目には2件のシンポジウムが企画され、とても密度の濃い研究大会であった。個人的には5年ぶりの対面参加となった本大会では、改めてカパルという集まりの特殊性や良さを実感した。特にいずれの発表も学問分野や地域、また所属や世代を越えて、インドネシアという共通の興味・関心について様々な角度から議

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